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エコキュートと蓄電池は相性抜群! 4つの効果と連携時の注意点について解説

2023.7.6お役立ちコラム

近年、電気代やガス代の高騰により家庭用のエコキュートや蓄電池に注目が集まっています。エコキュートと蓄電池を一緒に設置すると相性がいいことから、セットで購入したい方も増えてきました。しかしエコキュートと蓄電池を連携させた際の具体的な効果を知っている方は少ないかもしれません。

今回の記事では、エコキュートと蓄電池を連携した際に得られる効果について詳しく解説します。連携時に注意したいポイントも一緒に紹介するので、購入を検討される方はぜひ最後までご覧ください。

エコキュートと蓄電池の連携で得られる4つの効果

エコキュートと蓄電池の相性は大変良いとされています。連携した際に得られる主な効果は、以下の4つです。
1.電気代が安くなる
2.災害時に使用できる
3.環境に優しい
4.火災のリスクが少ない
それぞれ分かりやすく解説します。

1. 電気代が安くなる

1つ目の効果は電気代が安くなることです。エコキュートはその仕組みから、電気でお湯を沸かす電気温水器よりも少ない電気量でお湯が沸かせます。そのため、エコキュートに変えるだけで電気代を下げられるでしょう。さらに、エコキュートを導入していれば深夜に一日分のお湯を沸かすことができ、深夜割引が適用できます。

また、主に蓄電池の充電に使用する電気は一般的に家庭用太陽光発電システムの余剰電力と割引がある深夜電力です。安い料金で充電された蓄電池の電気を1日の中で電気代が高くなる電気使用量の多い時間帯に放電して使用すれば、それだけで電気代節約につながります。もちろん、蓄電池に貯められている電気をエコキュートで使用することも可能です。併用して使えばお湯を沸かす電気を電力会社から買う必要がなくなるので、さらに電気代を抑えられるでしょう。

2. 災害時に使用できる

2つ目の効果は災害時などの緊急時に活躍することです。エコキュートは災害に強い仕様となっており、断水してしまっても貯湯タンク内に水が残っていれば生活用水として使えます。さらに、太陽光発電システムと蓄電池を設置していれば、災害時に停電が発生した場合でも最低限の電源が確保できます。

「太陽光発電だけあればいいのでは」と思う方もいるかもしれません。しかし、蓄電池がないと発電で得た電力を貯められず、発電ができない夕方以降は停電状態となります。蓄電池があれば貯められた電気を夜間に使用でき、その電気でエコキュートを動かせるので非常時でも日常生活に近い状態を保つことが可能です。

3. 環境に優しい

3つ目は環境に優しいという効果です。エコキュートは電気のみでお湯を沸かすので、ガスや天然ガス、灯油などの比較的二酸化炭素を多く排出するエネルギーを使用しません。ガスでお湯を沸かす給湯器からエコキュートに変更するだけで、二酸化炭素排出削減につながります。また、蓄電池の充電を太陽光発電システムで行えば太陽光エネルギーしか使用せずに電気が作られるため、二酸化炭素が発生しません。十分に発電した電気を蓄電池に貯めて使用すれば電力会社から電気を買うことも少なくなり、電力会社が電気を作る量も減るのでさらなる二酸化炭素の排出量軽減につながっていくでしょう。

4. 火災のリスクが少ない

4つ目にご紹介する効果は、火災のリスクを減らせることです。ガスを使う給湯器や灯油ボイラーは火を使ってお湯を沸かす仕組みです。そのため、長期間使用すると点火装置が劣化し、点火しづらくなります。そして、そのまま使用し続けるとガス漏れの発生やガスに引火して給湯器の爆発や火事になる危険性があります。一方でエコキュートは電気のみでお湯を沸かすので、火やガスは使用しません。そのためエコキュートを使用すれば、火事や爆発の可能性は少なくなるでしょう。

エコキュートと蓄電池を連携する際のポイント

エコキュートと蓄電池を併用したい場合には注意点もあります。抑えておきたい注意するポイントは以下の3つです。
1.200Vに対応した蓄電池を購入する
2.エコキュートと蓄電池の設置場所を確保する
3.初期費用がかかることを考慮しておく
各ポイントを解説します。

1. 200Vに対応した蓄電池を購入する

蓄電池を購入する際には、200Vに対応した製品を選ぶようにしましょう。なぜなら、エコキュートのような大きな電化製品を動かす電気をまかなうには、200Vが必要な場合が多いからです。100Vと200Vではコンセントなども異なり、使用できる電化製品も違ってくるので注意が必要です。200Vであればエコキュートはもちろん、エアコンやIHクッキングヒーターなどにも対応してる製品が多いでしょう。

2. エコキュートと蓄電池の設置場所を確保する

エコキュートや蓄電池を設置するにはスペースが必要です。エコキュートは角型と薄型の2種類があり、一般的な角型だと冷蔵庫くらいの大きさがあります。薄型は比較的コンパクトですが、それでも大きめなので屋外に置く場所は事前に確保しておきましょう。

蓄電池の小型軽量化が進んでいますが、大型になると200kg以上ある製品もあります。また、蓄電池は北面や風通しの良いところなど設置できる場所の条件もあるので、購入する際には事前に設置スペースをチェックしておきましょう。

3. 初期費用がかかることを考慮しておく

長期で使用すれば光熱費が抑えられるエコキュートと蓄電池ですが、2つをセットで購入する場合には初期費用が高くなります。選ぶ容量やメーカーによって多少の差はありますが、2つを同時設置する場合には100万円以上はかかることをイメージしておきましょう。

まとめ

エコキュートと蓄電池は相性が良く、一緒に使用すると光熱費を下げられるなどの効果が得られます。さらに太陽光発電システムも導入すれば災害時も安心です。購入する際にはご紹介した注意点をチェックして、最適な製品を選べるようにしましょう。
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この記事の執筆者:岩田 
(カスタマーサポート)

大手建設会社に新卒入社し、5年間ほど広報、個人営業などの業務を経験。
2018年にエスジーに入社し、オール電化の販売サイト「エスジー」「エコランド」のマーケティングを担当。2022年からエスジー「オフィシャルサイト」の広告も担当しています。

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