エコキュートから異音とエラーコードが発生！修理のプロが教える原因と緊急対処法

エコキュートから聞き慣れない音がした直後、リモコンに見たことのない英数字（エラーコード）が表示されて焦っていませんか？

異音とエラーコードが同時に発生している場合、機器内部で部品の破損や回路のショートが起きている可能性が高いサインです。

この記事では、修理・メンテナンス専門の「エスジー」が、異音を伴う主要なエラーコードの意味と、故障を悪化させないための対処法を説明します。

1. 異音を伴う代表的なエラーコードとその正体

異音の種類とエラーコードを照らし合わせることで、どこが故障しているのかある程度推測できます。

「キーン」「ガラガラ」＋ 混合弁・ポンプ系のエラー

• 主なコード例: H91（沸き上げ異常）、H54（三方弁異常）など
• 原因: お湯を混ぜる弁や、お湯を循環させるポンプのモーター故障です。モーターが無理に回ろうとして異音を発し、最終的にエラー停止します。

「ブーン（激しい振動）」＋ ヒートポンプ系のエラー

• 主なコード例: H16（給水ポンプ異常）、F15（ファンモーター異常）など
• 原因: 屋外にあるヒートポンプユニット内のファンモーターやコンプレッサーの不具合です。ファンにゴミが詰まったり、軸がズレたりすることで異音が発生します。

「ピー」「プシュー」＋ 漏水・圧力系のエラー

• 主なコード例: P01（給湯混合弁異常）、H56（ふろ混合弁異常）など
• 原因: 内部の配管から水が噴き出している音（漏水音）の可能性があります。

2. エラーが出た時にやってはいけない「NG行動」

焦って以下のような行動をとると、故障箇所を広げたり、修理代金が高くなってしまうことがあります。

1. 何度もリセット（電源ON/OFF）を繰り返す: 一時的にエラーが消えることもありますが、根本的な原因（部品の固着や漏水）は解決していません。無理に動かすことで基板までショートする恐れがあります。
2. 無理に叩いたり動かしたりする: ファンモーターの異音に対し、衝撃を与えるのは厳禁です。精密機械であるため、他の正常な部品まで破損させるリスクがあります。

3. 自分でできる「緊急応急処置」

修理業者が到着するまでの間、以下の対応を行ってください。

• エラーコードをメモ・撮影する: メーカー名とコードを控えておくと、修理がスムーズに進みます。
• 貯湯タンクの給水止水栓を閉める: 異音と共に水漏れ音がする場合は、これ以上被害を広げないために水を止めましょう。
• 取扱説明書でコードの意味を確認: 一部のコードは「断水」や「フィルターの詰まり」など、自分でお手入れすれば直るものもあります。

4. エラー解決は「修理のスペシャリスト」エスジーにお任せ！

エラーコードが表示され、異音が聞こえる状態は、エコキュートからの「限界サイン」です。

エスジーでは、各メーカー（三菱、パナソニック、ダイキン、日立など）の主要なエラーコードに対する修理実績が豊富にあります。

• 「基板交換が必要」と言われたが、本当にそうか見てほしい
• メーカーの修理が数日先と言われ、困っている
• 古い機種なので修理できるか不安

私たちは「お湯が使えない不便」を一刻も早く解消するため、迅速かつ丁寧な点検・修理をお約束します。